ウスギオウレン<キンポウゲ科>
薬用
山地の木陰や陰地に自生する常緑の多年草。
薬用として利用するのは4〜5年以後のものを用いる。
オウレンは古くから薬用に利用された代表的な薬用植物。
葉の形により区別できるがキクバ・セリバ・コセリバ等
同種のものも多く、いずれも薬用とされる。
ウスギオウレンは花弁が波うち、薄緑色をしているのでほかの種と区別がつく。
根茎(黄連:おうれん)は苦味があり、健胃剤・整腸・殺菌薬として、
胃腸疾患・コレラ・赤痢等に効果がある。