トリカブト <キンポウゲ科>
猛毒
山野に自生する多年草で、高さ2mになる。
秋茎頂の葉腋に円錐状花序に青紫色の花を咲かす。
全体に猛毒成分を含む。
春先に山菜と間違えて食し中毒を起す事故が多々ある。
トリカブト属は種類が多くて同定は難しいが、いずれの種も猛毒である。
塊根(附子、烏頭)は鎮痛・強心・利尿
特に新陳代謝機能の減弱した虚弱者の諸疾患に補強の作用を示す。
漢方方剤として用いられるが、
猛毒成分を含むので家庭で用いてはならない。