オトギリソウ<オトギリソウ科>
薬用
平安の昔、ある鷹匠が鳥の病の妙薬を心得ていたが、
この秘薬が小連ギョウであることを弟が漏らしたため、
弟を切り捨てたという言い伝えから弟切草の名がついた。
全草(小連ギョウ)は止血・浄血・鎮痛薬として
月経不順・@痛・神経痛等に用いられる。
また、生汁を塗布すると止血・切り傷・打撲傷に薬効があるが、
人によっては逆に皮膚炎を起こすことがあるため注意が必要。