オオナンバンギセル<ハマウツボ科>  薬用
ススキなどの根に寄生する1年生寄生植物。

7〜9月頃、花腋から高さ20〜30cmの花柄を直立し、

頂端に淡紫色か淡紅色の大形の花を単生する。

全草(野菰:やこ)は民間的に強壮・鎮痛・消炎などの作用があることが知られており、

咽喉腫痛・骨髄炎・尿路感染などに用いられる。