ミズキ <ミズキ科>
山地によく見る落葉高木で、幹は直立して高さ10mに達す。
枝は輪状に出て横に拡がり、冬の間は紅色を帯びる。
5月に小枝の先に散房花序を出して多数の白色の小花を密につけ、
水平の大枝一面に花序をつけるため、遠くから眺めると枝全体が白色に見える。
和名の水木は、樹液が多く、春先に枝を折ると水がしたたることによる。