コケモモ <ツツジ科>
薬用
高山帯から針葉樹林帯上部の乾性草地、
ハイマツの下などに生える落葉小低木。
樹高は5〜20cm。花期は6〜7月、短い総状花序に少数が
下垂して白色から淡紅色を帯びた花を開く。
葉(越橘)は利尿・防腐作用があり、
尿道防腐、利尿剤として用いる。
果実には収斂作用があり、下痢止めに使用される他、
薬酒にして疲労回復の効果がある。