ゲンノショウコ <フウロウソウ科>
薬用
日当たりの良い山野や道端に普通にみられる多年草。
西日本では紫紅花、東日本では白花が多い。
中間の御嶽山の周辺では両方の花色が混在する。
腹痛の妙薬として民間薬では最も一般的な薬草である。
夏の土用(開花時)に全草を採取し日陰干しにする。
煎液を温服すると下痢止めであるが、それを冷して服用すると便秘に効果があるという。