アキカラマツ <キンポウゲ科>
薬用
薬草の多くは中国の本草書が手引書となって掘り出されているが、このアキカラマツは、
キンポウゲ科ということでもわかるように、もともと毒草として取り扱われていたが、
太平洋戦争時、薬の不足していた時代に苦味健胃剤の代用薬として見直された。
信州の高遠地方では、古くから薬として使われていたので高遠草の名がある。
全草(高遠草:たかとうぐさ)は健胃・下痢止めに効果がある。