木曽御嶽山 山小屋 女人堂
Mt.OntakeNyonindo
 女人堂  
木曽御嶽山 八合目 標高2470m

ロープウェイから歩くキョリ1600m (高低差300m
宿泊・休憩・食事にご利用ください


御岳ロープウェイ山頂の飯森駅から‘約1時間で女人堂到着。

整備された黒沢口登山道は、大変歩きやすくなっています。

八合目まで登ると視界が開け、中央アルプスの主峰、木曽駒ケ岳や

乗鞍岳・槍ヶ岳・穂高連峰など素晴らしい景色をご覧いただけます。  

 

女人堂の朝
夜は満天の星、朝は雲海、ご来光、
ほとんどの客室からご覧いただけます

夏爽快! 八合目から頂上を望む 
 頂上剣が峰は一番左上(緑の無い所)


 

秋・ナナカマト゛越しの乗鞍 (小屋前より)
左奥は笠ヶ岳・右奥は槍ヶ岳・穂高連峰が望めます!

10月体育の日、連休は、紅葉を楽しみに・・・と、
ところが一転 猛吹雪
2006年10月8日(日)  
山は零下
雨戸を閉めなければ、小屋が吹き飛ぶほどの風!
ナナカマドは凍りつき、このような姿になりました・・・。
自然は厳しいです。「たかが八合目2470m」、と思わず万全の冬準備をしてお越しください。

(ちなみに下界は、爽やかな秋晴れ運動会日和でした。)

宿泊のススメ  お部屋は和室・宿坊風

八合から山頂までは,、片道2〜4時間ほどです。
日帰りでも登山できますが
朝のご来光、雲海、星空は山の醍醐味、
急ぎ足の旅よりも、ゆっくり安全にお楽しみください。

収容人数100人
ゆったり歴史ある山小屋です。1階の広間64畳。
宿泊は2、3階タタミの部屋で
ゆっくりお休みいただけます。

 絶景のご来光を待ちましょう
人気コース
剣が峰頂上〜池めぐりルートに便利
売店・メニュー
※三ノ池へは小屋等で登山道の情報をご確認ください

女人堂は、頂上〜二の池〜三の池ルートの
分岐点に位置します。
宿泊の際は、不要な重い荷物を預けて
登山をお楽しみいただけます。
一周すると再び女人堂に到着します。

木曽ヒノキの金剛杖好評販売中!
お土産には 女人堂のオリジナルバッチ・バンダナ・Tシャツ
焼印札(女人頂上の証)も女性に人気です。
【女人堂オリジナル焼印(日付入り)】
      軽食メニュー&飲み物、豊富に揃えております


遠方の都道府県からも

基本的に登山は、早朝に出発したいものですが遠方であったり、少し出遅れたとき、
夕方3時頃のロープウェイに間に合えば登山約1時間。八合目の宿泊がおすすめです。
翌日、ご来光・雲海を期待しましょう!翌日早朝、山頂へ向かって出発〜二の池・三の池を巡って下山。
順調に行くと、お昼の12時頃には女人堂に到着します。
※当日ご予約の場合TELはお早めにお願いします。

おんたけロープウェイHPへリンク


頂上を目指したり、高山植物・池めぐりなど景色を楽しむのはもちろんですが
御嶽登山するなら、信仰や歴史も少し頭に入れておくと、より楽しく登山できるはずです。

「女人禁制の歴史・女人堂」 由来

 女人堂は、御嶽の山小屋の中で最も歴史が古く、明治初年から 山小屋として営業しています。それまでは非難小屋や修験者のおこもり堂として存在していました。八合目金剛童子より先は神の聖域とされ 女人は登山を許されず、頂上を目指した男性達の帰りを小屋で待っていました。登山が許されなかった女人達が参拝した御堂であることから 「女人堂」 と名づけられています。

 一方、男性は八合目で金剛杖を洗い、山麓から履いてきたわらじを履き替え、心身を清めてから頂上を目指しました。かつては、小屋の前には、脱いだわらじの山があったという話です。
また、修験者の金剛杖を洗った石の蹲(つくばい)が、現在も女人堂小屋前に置かれています。通りがかりの際は、杖やストックを洗い、清めることができます。(右写真)

 「女人禁制」とされたその後、明治10年頃から女性の登拝が自由になり (正確な記録はない)現在のような、登山客や信者さんのお宿・休憩所として発展しています。


 


 俗世と御神域の境界 [女人堂小屋から頂上方面へ約5分] 
(下写真)ここからが神の聖域となります。
ここまでは俗世、パノラマ景色も最高です。
 「金剛童子の大岩」
 
 「 金剛童子 」(こんごうどうじ)

 御嶽では八合目より上を特に神聖な域としていました。ここには金剛童子(こんごうどうじ)という神様が祀られています。御嶽の歴史書にも 「金剛童子は八分メ大石の上に座す」 と、記されています。この岩を「結界石」とし かつてこれより先は、女人禁制。ここを「女人頂上」としていました。
     

 金剛童子の右の大岩は、天岩戸(アマノイワト)伝説の岩。大岩の上には、覚明行者の石碑が祀られています。

覚明行者(かくめいぎょうじゃ)とは・・享保3年(1718)3月3日、尾張の国春日井の田楽村生まれ。 
 黒沢道登山口を一般信者に開放、精進の簡易化を願い出た僧侶。
この僧侶の働きかけで現在のような一般登山ができるようになりました。

夏山シーズン ・ 山岳信仰 御嶽山ならではの魅力

夏山は、全国から訪れる御嶽教信者さんが、各所で登拝・礼拝をしています。
山小屋などでも御座(おざ)〔ご祈祷〕を見ることができます。
(※神事ですので無断の写真は絶対NGです)

また、御嶽山の山小屋では、食事もアルプススタイルや富士山の山小屋とは一味違い、
基本的に「精進料理」が夕食メニューとして用意されています。
霊山ならではの本来の姿が、御嶽には未だに色濃く残っています。

一般のお客様と信者さんが寝食を共にする
そのような山小屋での体験も、御嶽登山の魅力の一つとなっています。


【夕食の例】 
 
魚の甘露煮・揚げ物(日替わり)・煮物・生野菜・山菜・香の物・味噌汁・ご飯・お茶
女人堂の豆腐唐揚げは、味も食感も肉のようですが
大豆タンパクから出来ております。精進の方も一般の方も、美味しくお召し上がりいただけます。


※揚げ物は、日替わりですので大豆唐揚でない日もございます。
 
T O P

***問い合わせ・ご予約はお電話で承ります***
TEL 090−8329−1385  <女人堂専用>
 FAX  0264−46−2415  
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