ようこそ我巣窯へ

  一年以上ぶりの更新です。

陶芸療法士の資格を取りました。


自己紹介 鈴木 紀夫 1954年生まれ 木曽郡上松町住人 自営職人




我巣窯です。冬はガスが凍りつき使えません。
我巣窯外観
我巣窯内部
焼成中は楽しい。
スーパーキルン(ガス窯)
花器青銅
とっくり

7年前に植原廣夫さんに出会い、陶芸の楽しさを教えて頂きました。
それ以来、公民館サークル陶友会として上松陶芸クラブの一員となり、
世代を超えて土と水と火の中で楽しまさせて頂いております。
陶芸の楽しさは、本人の意図した事以外の結果が出て来る事だと思います。
土の変化、釉薬の変化、窯焚きの変化。すべて人智の及ばぬところで楽しませてくれます。
そして、素人でも十分その楽しみを味わえる事です。


陶芸療法士の資格を取りました。


2012年9月2日より12月2日の終了試験日までの3ヶ月、愛知県常滑市にある、一般社団法人 
日本陶芸療法士協会主催の陶芸療法士養成講座を受講する為に土曜日と毎日曜日に
愛知県常滑市にある陶磁器会館まで通いました。往復5時間でしたが、楽しい日々でした。
常滑は六古窯として古くからの陶磁器生産地です。昭和が残る数少なくなった良い町です。
懐かしい坂道とちょっとさびしげな煙突が迎えてくれます。

煙突慕情
土管坂
陶磁器会館
講習風景

陶芸療法士とは?


陶芸療法士は、陶芸を通じて、対象者の基本的動作能力の回復や心身機能の向上維持を図り、社会福祉に寄与する事を目的とする。

陶芸を使ってリハビリや社会生活のお手伝いをする人の事のです。


講習会には19名の方が参加されていました。3ヶ月の講習は、リハビリ概論(脳の解剖生理学・運動作業学)、マナー研修、コミュニケーション講座・陶芸技術T・U、焼き物の基礎知識、講話、現場実習を学びました。
それぞれの講座が90分の時間で、毎日曜日に繰り広げられました。大変だけれども本当に楽しい日々でした。
常滑の町で、もう一度青春の日々を過ごす事が出来ました。
受講生の皆さんに出会えて、講師の方々や協会の方に出会えて、本当に充実した日々でした。
第1期生のつながりを大事にしたいと、皆さんで「風楽土会(ふらっとかい)」を作りました。これからもこの縁が続きますようにと祈ります。
でも、ここまでは序章であって、資格を取ったこの後がもっと大変なんです。

頑張ります。




その他の作品
切り絵 「高野聖より。」
切り絵 「上松の民話 箱だたみより。」


メールを出す ご意見やご感想をお待ちしています。